- Cloudflare Turnstileって本当に無料で使えるの?
- 無料だと機能制限が厳しくて、結局使えないんじゃない?
- 有料プランもあるみたいだけど、いくらくらいかかるんだろう?
以上の悩みを解決できる記事になっています!
Webサイトを運営していると、ボット対策って必須ですよね。
でも、CAPTCHAはユーザー体験を損なうことも…。
そこで注目されているのがCloudflare Turnstileです。
この記事では、Cloudflare Turnstileの料金体系について、実際に利用する際のポイントを交えながら、僕が初心者にも分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたのサイトに最適なTurnstileのプランが分かり、安心して導入できるようになるはずです。

結論から言うと、ほとんどの場合は無料で使えちゃいます!
Cloudflare Turnstileの料金は基本的に無料
Cloudflare Turnstileは、多くのユーザーにとって基本的に無料で利用できるのが最大の魅力です。
CAPTCHAの代替として注目されていますが、コストを気にせず導入できるのは嬉しいポイントですね。
リクエスト無制限で商用利用も可能
Turnstileは、なんとリクエスト数が無制限なんです。
個人ブログはもちろん、商用サイトであっても追加料金なしで使えます。
アクセス数が多いサイトでも、コストを心配する必要がないのは大きなメリットでしょう。



これで安心して導入できるね!
プライバシーに配慮したデータ収集を行わない設計
Turnstileは、プライバシーを重視している点も特徴です。
訪問者のデータを広告リターゲティングなどに使うための個人情報は収集しません。
GDPRなどのプライバシー規制にも配慮した設計なので、ユーザーにもサイト運営者にも安心ですね。



ユーザー第一って感じで好印象だよね。
無料プランで利用できるCloudflare Turnstileの機能
無料プランでも、基本的なボット対策機能はしっかり備わっています。
ただし、いくつかの制限事項は理解しておく必要があります。
ウィジェット数とホスト名登録数には上限がある
無料プランでは、作成できるウィジェット数は最大20個までです。
また、1つのウィジェットに登録できるホスト名(ドメイン名)は最大15個までとなっています。
複数のサイトを運営している場合や、多くのサブドメインで利用したい場合は、この上限に注意が必要かもしれません。



個人や中小規模なら十分なことが多いかな。
アナリティクスデータは7日間保持される
Turnstileの管理画面では、チャレンジの成功率などの分析データを確認できます。
無料プランの場合、このアナリティクスデータは直近7日分しか見ることができません。
長期的な傾向分析を行いたい場合は、少し物足りないと感じる可能性はありますね。



まあ、基本的な状況把握には十分かも!
全てのチャレンジモードを無料で利用できる
Turnstileには、ユーザーの操作度合いに応じていくつかのモードがあります。
自動で判定する「Managed」、操作不要の「Non-Interactive」、完全に背後で動く「Invisible」など。
これらの主要なチャレンジモードは、全て無料プランで利用可能です。
サイトのデザインやユーザー体験に合わせて最適なモードを選べるのは良い点です。



選択肢が多いのはありがたい!
高度な機能はCloudflare Turnstile Enterpriseプランの料金で提供
もし無料プランの制限を超える要件や、さらに高度な機能が必要な場合は、Enterpriseプランという有料オプションが用意されています。
大規模サイトや、より詳細な管理、カスタマイズを求める企業向けのプランと言えるでしょう。
ウィジェット数やホスト名登録数が無制限になる
Enterpriseプランでは、無料プランにあったウィジェット数やホスト名登録数の上限がなくなります。
多くのWebサイトや複雑なドメイン構成を持つ大規模な組織にとっては、この制限解除は大きなメリットになります。



まさにエンタープライズ向けって感じだね。
データ保持期間が30日に延長される
アナリティクスデータの保持期間も30日間に延長されます。
これにより、より長期的な視点でのボット対策の効果測定や傾向分析が可能になります。
詳細な分析をしたい場合には重要になってくるでしょう。



データ分析が好きな人には嬉しいかも。
ブランド除去や専用サポートも利用できる
Enterpriseプランでは、Turnstileウィジェットに表示されるCloudflareのブランド表記を削除できます(Off-label)。
また、専任のサポート担当がついたり、SLA(サービス品質保証)が提供されたりするなど、手厚いサポート体制が整っています。



ビジネスで安心して使うための機能が充実してるんだね。
Cloudflare Turnstile Enterpriseプランの料金目安
Enterpriseプランの利用には料金が発生します。
ただし、公式サイトには具体的な金額は明記されていません。
具体的な料金は営業への問い合わせが必要
Enterpriseプランの正確な料金を知るには、Cloudflareの営業担当に直接問い合わせる必要があります。
利用する機能やサイトの規模、契約内容によって料金がカスタマイズされるためです。



まずは相談してみるのが良さそう。
月額1000ドルからが一般的な目安とされる
公式な価格ではありませんが、海外のフォーラムなどのユーザー報告によると、月額$1,000~$3,000程度からが料金の目安とされています。
もちろん、これはあくまで参考情報であり、実際の金額は交渉次第で変動する可能性があります。



やっぱり、それなりのお値段はするんだね…。
将来的なCloudflare Turnstile料金体系変更の可能性
現時点では非常に寛大な無料プランが提供されていますが、将来的に料金体系が変わる可能性もゼロではありません。
従量課金モデル導入の可能性が議論されている
Cloudflareのコミュニティフォーラムなどでは、将来的に従量課金モデル(Pay-As-You-Go)が導入されるのではないか、という議論が見られます。
【原文】
In their blog post on the Turnstile launch they mention there will be a pay as you go in 2024, but 2024 is fast approaching the end and there only seems to be the free plan or enterprise. I spoke to the enterprise sales team and they basically said they didn’t know anything apart from that the enterprise plan would be minimum 2000 a month, which is just not sustainable for my business.
【日本語訳/ChatGPTより】
https://community.cloudflare.com/t/turnstile-paid-plan/723837
彼らのTurnstileローンチに関するブログ投稿では、2024年に従量課金プランが登場すると言及されていましたが、2024年も終わりに近づいている現在、無料プランとエンタープライズプランしか見当たりません。エンタープライズの営業チームに問い合わせたところ、彼らが知っているのはエンタープライズプランの最低価格が月額2000ドルであるということだけで、それ以外の情報はないとのことでした。これは私のビジネスには到底持続可能とは言えません。
これは、一定量までは無料で、それを超える利用分に対して課金される方式です。
ただし、2025年5月現在、公式からの発表はありません。



今後の動向はチェックしておくといいかもね。
サイト規模に合わせたCloudflare Turnstile料金プランの選び方
ここまで見てきたように、Cloudflare Turnstileには無料プランとEnterpriseプランがあります。
どちらを選ぶべきか、サイトの状況に合わせて判断しましょう。
中小規模サイトなら無料で十分導入メリットがある
個人ブログや中小企業のWebサイトであれば、多くの場合、無料プランで十分でしょう。
リクエスト無制限で基本的な機能は全て使え、コストもかかりません。
Google reCAPTCHAの無料枠縮小などを考えると、Turnstileは非常に有力な選択肢になります。



まずは無料で試してみるのが絶対おすすめ!
大規模運用や特定機能が必要ならEnterpriseプランを検討する
非常に多くのサイトを運営している、アナリティクスデータを長期間保持したい、Cloudflareのブランド表示を消したい、手厚いサポートが必要といった場合は、Enterpriseプランの検討が必要です。
ただし、費用がかかるため、必要性をよく吟味し、営業に問い合わせて詳細を確認しましょう。



特別な要件があるなら、相談してみる価値はあるね。
【まとめ】Cloudflare Turnstileの料金体系とプラン選択のポイント
この記事では、Cloudflare Turnstileの料金プランと、あなたのサイトに最適なプランを選ぶための情報をお伝えしました。
Cloudflare Turnstileの料金に関する重要なポイントは以下の5つでした。
- Turnstileは基本的に無料でリクエスト無制限に利用できました。
- 無料プランは機能制限があるものの多くの場合十分でした。
- Enterpriseプランは高度な機能が必要な大規模向けでした。
- Enterpriseプランの料金は営業への問い合わせが必要でした。
- サイト規模や目的に合わせて最適なプランを選ぶことが大切でした。
以上の点を踏まえて、あなたのサイトにボット対策としてTurnstileの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
多くの場合、無料プランで十分な効果と安心を得られるはずです。